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三方
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さんかた
ふりがな文庫
“
三方
(
さんかた
)” の例文
その
脊中
(
せなか
)
の
模樣
(
もやう
)
が
一組
(
ひとくみ
)
の
其他
(
そのた
)
のものと
同
(
おな
)
じことであつて、
女王樣
(
ぢよわうさま
)
には
何
(
ど
)
れが、
園丁
(
えんてい
)
か、
兵士
(
へいし
)
か、
朝臣
(
てうしん
)
か、
又
(
また
)
御自分
(
ごじぶん
)
のお
子供衆
(
こどもしゆう
)
のお
三方
(
さんかた
)
であつたかを
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
仁徳天皇
(
にんとくてんのう
)
には
皇子
(
おうじ
)
が五人、
皇女
(
おうじょ
)
が一人おありになりました。その中で
伊邪本別
(
いざほわけ
)
、
水歯別
(
みずはわけ
)
、
若子宿禰
(
わくごのすくね
)
のお
三方
(
さんかた
)
がつぎつぎに天皇のお位におのぼりになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
「根岸にはお大名の
別荘
(
しもやしき
)
が沢山あるけれど、加賀様のお姫さまがたは揃ってお美しかった。お前さん、
桜
(
はな
)
の咲くころに、お
三方
(
さんかた
)
もお
四方
(
よかた
)
も揃ってお
出
(
いで
)
になると、まるで田舎源氏の挿絵のようさね。」
旧聞日本橋:12 チンコッきり
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
御紋
(
ごもん
)
唐草
(
からくさ
)
の
蒔繪
(
まきゑ
)
の
柄
(
え
)
晴天
(
せいてん
)
に候へば
青貝柄
(
あをかひえ
)
の打物に候大手迄は御
譜代
(
ふだい
)
在江戸の大名方
出迎
(
でむか
)
へ御
中尺迄
(
ちうしやくまで
)
は尾州紀州水戸の御
三方
(
さんかた
)
の御
出迎
(
でむかひ
)
にて御
玄關
(
げんくわん
)
より御通り遊ばし
御白書院
(
おんしろしよゐん
)
に於て
公方樣
(
くばうさま
)
御
對顏
(
たいがん
)
夫より御
黒書院
(
くろしよゐん
)
に於て
御臺
(
みだい
)
樣御對顏
再
(
ふたゝ
)
び
西湖
(
せいこ
)
の間に於て御三方樣御
盃
(
さかづき
)
事あり夫より西の丸へ入せられ候御事にて御
高
(
たか
)
の儀は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
伊弉諾神
(
いざなぎのかみ
)
はこのお
三方
(
さんかた
)
をご覧になって
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
“三方”の意味
《名詞》
三つの方向や面。
供物などを置くための小型で木製の台。
(出典:Wiktionary)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“三方”で始まる語句
三方子川
三方崩
三方折敷
三方原
三方飾
三方ヶ原
三方沙弥
三方荒神