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れんぐわづくり
ふりがな文庫
“れんぐわづくり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
煉瓦造
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煉瓦造
(逆引き)
一しよに角帽を並べて、法文科の古い
煉瓦造
(
れんぐわづくり
)
の中へはいつたら、玄関の掲示場の前に、又和服の松岡がゐた。我々はもう一度「やあ」と云つた。
あの頃の自分の事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
日
(
ひ
)
のまだ
高
(
たか
)
くならない七
時頃
(
じごろ
)
に、
昇降器
(
エレヹーター
)
で
煉瓦造
(
れんぐわづくり
)
の
三階
(
さんがい
)
へ
案内
(
あんない
)
されて、
其所
(
そこ
)
の
應接間
(
おうせつま
)
に、もう七八
人
(
にん
)
も
自分
(
じぶん
)
と
同
(
おな
)
じ
樣
(
やう
)
に、
同
(
おな
)
じ
人
(
ひと
)
を
待
(
ま
)
つてゐる
光景
(
くわうけい
)
を
見
(
み
)
て
驚
(
おど
)
ろいた
事
(
こと
)
もあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
椰子
(
やし
)
、
檳榔子
(
びんらうじ
)
の
生
(
は
)
え
茂
(
しげ
)
つた
山
(
やま
)
に
添
(
そ
)
つて、
城
(
しろ
)
のやうに
築上
(
つきあ
)
げた、
煉瓦造
(
れんぐわづくり
)
がづらりと
並
(
なら
)
んで、
矢間
(
やざま
)
を
切
(
き
)
つた
黒
(
くろ
)
い
窓
(
まど
)
から、
弩
(
いしびや
)
の
口
(
くち
)
がづん、と
出
(
で
)
て、
幾
(
いく
)
つも
幾
(
いく
)
つも
仰向
(
あをむ
)
けに、
星
(
ほし
)
を
呑
(
の
)
まうとして
居
(
ゐ
)
るのよ……
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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