“れいこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
励行41.7%
厲行16.7%
冷光8.3%
冷羹8.3%
霊光8.3%
霊鴿8.3%
靈公8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これをきいてぼくたちむら子供こどもは、わっと歓呼かんここえをあげた。みなつきたいものばかりなので、吉彦よしひこさんはみんなを鐘楼しゅろうしたに一れつ励行れいこうさせた。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
もしこの狗寺に入るを見ればことごとくとどまり低頭掉尾ちょうびすとある。タヴェルニエー等の紀行に、回教徒の厳峻な輩は、馬にさえ宗制通りの断食を厲行れいこうする趣が見える。
もろ手でのどをしめつけながら、足がらみをかけて、ドンとねじたおすと、たおれたとたんに竹童が、さっと下から般若丸の冷光れいこうをよこざまにはらった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
牛酪で焼いて冷羹れいこうをかけて洋箸で切れば、味聖も讃辞を惜しまぬであろう。
魔味洗心 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
霊光れいこう一点 価値かちきん
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
百戦孤城力支へず 飄零いずれの処か生涯を寄せん 連城且擁す三州の地 一旅俄に開く十匹の基ひ 霊鴿れいこう書を伝ふ約あるが如し 神竜海をみだす時無かる可けん 笑ふ他の豎子じゆし貪慾たんよくたくましふするを
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
晏平仲嬰あんぺいちうえいは、(三六)らい夷維いゐひとなりせい靈公れいこう莊公さうこう景公けいこうつかへ、節儉力行せつけんりよくかうもつせいおもんぜらる。すでせいしやうとして、(三七)しよくにくかさねず、せふ(三八)きぬず。