トップ
>
『魔味洗心』
ふりがな文庫
『
魔味洗心
(
まみせんしん
)
』
二、三日前、隣村の嘉平老が、利根川で蜂鱒を拾った。鱒を拾うというのは妙な話であるが利根川では珍しいことではない。 蜂鱒というのは、蜂を食って眼をまわした鱒をいうのである。一体、鱒科の魚は飛んでいる羽虫が大好物であって、利根川の鱒もこの類であ …
著者
佐藤垢石
ジャンル
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
円
(
つぶ
)
司
(
し
)
訪
(
おとな
)
下
(
くだ
)
漁
(
と
)
鹹水
(
かんすい
)
鰍
(
かじか
)
鮮醤
(
せんしょう
)
鏖殺
(
おうさつ
)
蜻蛉
(
とんぼ
)
蜂鱒
(
はちます
)
虻
(
あぶ
)
膾
(
なます
)
潺峡
(
せんきょう
)
榾火
(
ほたび
)
戴
(
いただ
)
夥
(
おびただ
)
嚥
(
の
)
啖
(
くら
)
冷羹
(
れいこう
)
似鯉
(
にごい
)