“鮮醤”の読み方と例文
読み方割合
せんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところで、夏から初秋へかけての四ヵ月間の鱒の鮮醤せんしょうはこれを何にたとえようか。魔味とはこの肉膚を指すのではないかと思う。上品にして細やかな脂肪が全身に乗って淡紅の色目ざむるばかりだ。
魔味洗心 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)