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ゆくえ
ふりがな文庫
“ゆくえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
行方
69.2%
行衛
29.2%
行末
0.5%
行衞
0.5%
踪跡
0.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行方
(逆引き)
それから毎日、
昼間
(
ひるま
)
は
甚兵衛
(
じんべえ
)
がでかけ、
夜
(
よる
)
になると
猿
(
さる
)
がでかけて、人形の
行方
(
ゆくえ
)
を
探
(
さが
)
しました。けれどなかなか見つかりませんでした。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
ゆくえ(行方)の例文をもっと
(50作品+)
見る
行衛
(逆引き)
その後も
屡々
(
しばしば
)
水戸へ人を派したが、水府は東湖塾を中心として混乱していて、一人の青年の
行衛
(
ゆくえ
)
などまるで尋ねあてる由もなかった。
岩魚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
ゆくえ(行衛)の例文をもっと
(50作品+)
見る
行末
(逆引き)
渦捲
(
うずま
)
いて去る水の、岩に裂かれたる向うは見えず。
削
(
けず
)
られて坂と落つる川底の深さは幾段か、乗る人のこなたよりは不可思議の波の
行末
(
ゆくえ
)
である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ゆくえ(行末)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
行衞
(逆引き)
との
豫言
(
よげん
)
は、
偶然
(
ぐうぜん
)
にも
其通
(
そのとう
)
りになつて、
是等
(
これら
)
の
寳物
(
たからもの
)
があつたばかりに、
昨夜
(
さくや
)
は
印度洋
(
インドやう
)
の
惡魔
(
あくま
)
と
世
(
よ
)
にも
恐
(
おそ
)
る
可
(
べ
)
き
大海賊
(
だいかいぞく
)
の
襲撃
(
しうげき
)
を
蒙
(
かうむ
)
り、
船
(
ふね
)
は
沈
(
しづ
)
み、
夫人
(
ふじん
)
は
行衞
(
ゆくえ
)
を
失
(
うしな
)
ひ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ゆくえ(行衞)の例文をもっと
(2作品)
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踪跡
(逆引き)
「まるきり
踪跡
(
ゆくえ
)
が解らんのかい?」と重ねて訊くと、それ以来毎日役所から帰ると処々方々を捜しに歩くが
皆目
(
かいもく
)
解らない、「多分最う殺されてしまったろう」と
悄
(
しお
)
れ返っていた。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ゆくえ(踪跡)の例文をもっと
(2作品)
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