『岩魚（いわな）』

石坂家は、大利根川と榛名山と浅間火山との間に刻む渓谷に水源を持つ烏川とが合流する上州佐波郡芝根村沼之上の三角州の上に、先祖代々農を営む大地主である。この三角州は幕末、小栗上野が官軍の東上に抗することの不可能であるを知って、江戸城を脱け出し、 …

著者	佐藤垢石
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約26分（500文字/分）
朗読目安時間	約43分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

癒（いや） 羞（はずか） 櫃（びつ） 拐（かど） 茲（ここ） 瞑（つぶ） 矍鑠（かくしゃく） 窈窕（ようちょう） 窶（やつ） 纏（まと） 翳（かざ） 流石（さすが） 行衛（ゆくえ） 衝（つ） 袷（あわせ） 貌（かお） 野守（のもり） 鏤（ちりば） 陽（ひ） 雪踏（せった） 顫（ふる） 截（き） 凝乎（じっ） 刳（えぐ） 合瀬（かつせ） 嫩葉（わかば） 屡々（しばしば） 岩魚（いわな） 幽黝（ゆうゆう） 惹（ひ） 懐（ふところ） 淙々（そうそう） 攫（さら） 晦（くら） 曵戸（ひきど） 曾孫（ひまご） 朧（おぼろ） 枯蘆（かれあし） 武尊（ほたか） 亨（う）

題名が同じ作品

岩魚 （新字新仮名）／ 蔵原伸二郎 （著）

岩魚：――哀しきわがエレナにささぐ―― （旧字旧仮名）／ 萩原朔太郎 （著）