“曵戸”の読み方と例文
読み方割合
ひきど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曵戸ひきどの格子から風呂場を覗くと、広い浴槽の向こうの正面の片隅に、誰か人が一人湯に浸っている。この夜更けに誰かと思って賢彌は瞳を凝らした。
岩魚 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)