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ひきど
ふりがな文庫
“ひきど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引戸
50.0%
引扉
25.0%
曳扉
12.5%
曵戸
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引戸
(逆引き)
勝手元の
引戸
(
ひきど
)
に、家の割には、たいへん
頑丈
(
がんじょう
)
で大きい
錠前
(
じょうまえ
)
が、
懸
(
かか
)
っていた。わしは、
懐中
(
ふところ
)
を探って、一つの鍵をとり出すと、
鍵孔
(
かぎあな
)
にさしこんで、ぐッとねじった。
夜泣き鉄骨
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ひきど(引戸)の例文をもっと
(4作品)
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引扉
(逆引き)
粗末なベンチが二列に並んだ正面に、低い壇があり、そのうしろが
引扉
(
ひきど
)
で仕切られている。寒い朝で、堅い木のベンチに掛けていると、しんしんと腰から
冷
(
ひ
)
えがあがってきて、チリ毛に鳥肌が立った。
春雪
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ひきど(引扉)の例文をもっと
(2作品)
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曳扉
(逆引き)
「……いま、一ツ橋御門へ入ろうとすると、いきなり門内からむさんに飛びだして来たやつがあって、
闇雲
(
やみくも
)
に駕籠の
曳扉
(
ひきど
)
のあたりにえらい勢いで体あたりをくれた……」
顎十郎捕物帳:08 氷献上
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ひきど(曳扉)の例文をもっと
(1作品)
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曵戸
(逆引き)
曵戸
(
ひきど
)
の格子から風呂場を覗くと、広い浴槽の向こうの正面の片隅に、誰か人が一人湯に浸っている。この夜更けに誰かと思って賢彌は瞳を凝らした。
岩魚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
ひきど(曵戸)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ひきど”の意味
《名詞》
左右に引いて開閉するとびら。
(出典:Wiktionary)