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引扉
ふりがな文庫
“引扉”の読み方と例文
読み方
割合
ひきど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきど
(逆引き)
言葉が切れると一緒に、駕は
濤
(
なみ
)
にのせられた如くギッシギッシと揺れはじめた。
引扉
(
ひきど
)
の
簾
(
すだれ
)
に月影が透いた時、その中にある御方は、美しい眼を細く閉じて、いかにも心地よげに見えた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
粗末なベンチが二列に並んだ正面に、低い壇があり、そのうしろが
引扉
(
ひきど
)
で仕切られている。寒い朝で、堅い木のベンチに掛けていると、しんしんと腰から
冷
(
ひ
)
えがあがってきて、チリ毛に鳥肌が立った。
春雪
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
引扉(ひきど)の例文をもっと
(2作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
扉
常用漢字
中学
部首:⼾
12画
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引込
引摺
引返
引張
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引籠
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