『岩魚（いわな）：――哀しきわがエレナにささぐ――（――かなしきわがエレナにささぐ――）』

瀬川ながれを早み、 しんしんと魚らくだる、 ああ岩魚ぞはしる、 谷あひふかに、秋の風光り、 紫苑はなしぼみ、 木末にうれひをかく、 えれなよ、 信仰は空に影さす、 かならずみよ、おんみが靜けき額にあり、 よしやここは遠くとも、 わが巡禮は鈴 …

著者	萩原朔太郎
ジャンル	文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別	旧字旧仮名
読書目安時間	約1分（500文字/分）
朗読目安時間	約1分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

岩魚（いはな） 木末（こずゑ）

題名が同じ作品

岩魚 （新字新仮名）／ 佐藤垢石 （著）

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