“やなぎごり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
柳行李75.0%
柳庫裏25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さむ所爲せゐなんでせう」とこたへて、すぐ西側にしがはいてゐる一間いつけん戸棚とだなけた。したにはふるきずだらけの箪笥たんすがあつて、うへには支那鞄しなかばん柳行李やなぎごりふたつてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
はじめ村中も倶々とも/″\すゝめて止ざりけりさても寶澤は願ひの如き身となりたび用意よういもそこ/\にいとなみければ村中より餞別せんべつとして百文二百文分におうじておくられしにちりつもりて山のたとへ集りし金は都合八兩貳とぞ成にける其外には濱村はまむらざしの風呂敷ふろしき或は柳庫裏やなぎごり笈笠おひがさくもしぼり襦袢じゆばんなど思々の餞別せんべつに支度は十分なれば寶澤は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)