“やくえき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薬液60.0%
藥液40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さいはこを開いて、アンプルを取ってくびれたところを切ると、医者は注射器の針を入れて器用に薬液やくえきを移しました。そして兄の背中へズブリと針をさしとおしました。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その輕氣球けいきゝゆう飛揚ひやうして、だれか一二めい印度インドのコロンボ其他そのた大陸地方たいりくちほう都邑とゆうたつし、其處そこで、電光艇でんくわうていえうする十二しゆ藥液やくえき買整かひとゝの
醫者は屍體の眼を見、唇を見、つめを見、それから全身を調べて、藥箱から取出した銀のかんざし、それを何やら藥液やくえきに浸して屍體の口に入れ、暫らくして取出して、水で洗つて
きみ御存ごぞんじのごとく、海底戰鬪艇かいていせんとうていすべての機關きくわんは、秘密ひみつなる十二しゆ化學藥液くわがくやくえき作用さよう活動くわつどうするのでせう、その活動くわつどう根源もととなる藥液やくえきは、ことごとく十二のたる密封みつぷうされて
その運送船うんさうせん丁度ちやうど橄欖島かんらんたう到着たうちやくするころ電光艇でんくわうてい本島ほんたう出發しゆつぱつして、二船にせんそのしま會合くわいがふし、凖備じゆんび藥液やくえきをば電光艇でんくわうてい轉載てんさいして、それより日本につぽんかへらんとの計畫けいくわくです。