“まをしあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
申上88.2%
申合11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やすらかに、おまへのしろ御主おんあるじもとけ、さうして、あたしをおわすれになつたかと申上まをしあげてれよ。
御機嫌ごきげん如何いかゞらせられますか、陛下へいかよ!』公爵夫人こうしやくふじんひく脾弱ひよわこゑでおうかゞ申上まをしあげました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
二時にじぎ、三時さんじになり、彼方此方あちこち一人ひとりき、二人ふたりさめると、きたのが、めたのが、いづれもきよとんとして四邊あたりながら、みな申合まをしあはせたやうに、ハンケチでくちおさへて、げゞツとせる。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
また申合まをしあはせたやうに牡丹ぼたんうゑてゐる。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)