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へさき
ふりがな文庫
“へさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
舳
66.5%
舳先
19.8%
船首
8.8%
艫
3.3%
舟首
0.5%
艏
0.5%
部崎
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舳
(逆引き)
舳
(
へさき
)
の斜の行手に浪から立ち
騰
(
のぼ
)
って、ホースの雨のように、飛魚の群が虹のような色彩に
閃
(
ひら
)
めいて、繰り返し繰り返し海へ注ぎ落ちる。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
へさき(舳)の例文をもっと
(50作品+)
見る
舳先
(逆引き)
……と思ううちに、その
舳先
(
へさき
)
に仁王立ちになった向う鉢巻の友吉おやじが、巻線香と爆弾を高々と差し上げながら、何やら
饒舌
(
しゃべ
)
り初めた。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
へさき(舳先)の例文をもっと
(36作品)
見る
船首
(逆引き)
錨を抜いた港から、汽笛と共に
揺
(
ゆる
)
ぎ出て、乗ツてる人の目指す港へ、
船首
(
へさき
)
を向けて居る船には
違
(
ちがひ
)
ない。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
へさき(船首)の例文をもっと
(16作品)
見る
▼ すべて表示
艫
(逆引き)
譚
(
たん
)
は若い船頭に命令を与える必要上、ボオトの
艫
(
へさき
)
に陣どっていた。が、命令を与えるよりものべつに僕に話しかけていた。
湖南の扇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
へさき(艫)の例文をもっと
(6作品)
見る
舟首
(逆引き)
……
舟首
(
へさき
)
がもう水門へ。……白いお姉様の着物が……黒い水が蛇のようにうねくって。……あッ! 舟が水門へ! ……お姉様よう!
レモンの花の咲く丘へ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
へさき(舟首)の例文をもっと
(1作品)
見る
艏
(逆引き)
また船の
艏
(
へさき
)
の方に我は顔して坐りなどする者をば将監様とよぶ。これは江戸の頃の水の上の
司
(
つかさ
)
向井将監にかけて云へるにて、将監のやうに坐りて傲り高ぶれるといふ意なるべし。
鼠頭魚釣り
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
へさき(艏)の例文をもっと
(1作品)
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部崎
(逆引き)
当月十日、異国船一
艘
(
そう
)
、
上筋
(
かみすじ
)
より乗り下し、
豊前国
(
ぶぜんのくに
)
田野浦
部崎
(
へさき
)
の方に寄り沖合いへ
碇泊
(
ていはく
)
いたし
候
(
そうろう
)
。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
へさき(部崎)の例文をもっと
(1作品)
見る
“へさき”の意味
《名詞》
船の前方部分。船首。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
みよし
とも
おもて
バウ
かじ
じく
そう
ぢく
まえ
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