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ふらん
ふりがな文庫
“ふらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
フラン
語句
割合
腐爛
73.9%
不爛
13.0%
不乱
4.3%
腐乱
4.3%
不亂
2.2%
孵卵
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腐爛
(逆引き)
下人
(
げにん
)
は、それらの死骸の
腐爛
(
ふらん
)
した臭気に思わず、鼻を
掩
(
おお
)
った。しかし、その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を忘れていた。
羅生門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ふらん(腐爛)の例文をもっと
(34作品)
見る
不爛
(逆引き)
甲「控えろ、
仮令
(
たとい
)
三寸
不爛
(
ふらん
)
の
舌頭
(
ぜっとう
)
を以て陳じても最早逃れられぬぞ、是なるは番人喜助の女房梅で有る、見覚えが有るか
何
(
ど
)
うじゃ」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ふらん(不爛)の例文をもっと
(6作品)
見る
不乱
(逆引き)
盲
(
めくら
)
のすがたは一心
不乱
(
ふらん
)
に、
掌
(
たなごころ
)
をあわせ、八
神殿
(
しんでん
)
の
神々
(
かみがみ
)
に
念
(
ねん
)
じていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふらん(不乱)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
腐乱
(逆引き)
禅家で
点心
(
てんじん
)
というが、一片の食を投じて、霊肉の
腐乱
(
ふらん
)
を
済
(
すく
)
うという意味通りの役を、この一口の湯が、兵馬のすべてに向って与えたようです。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ふらん(腐乱)の例文をもっと
(2作品)
見る
不亂
(逆引き)
一
心
(
しん
)
不亂
(
ふらん
)
に
祈
(
いの
)
りしに今日は
早
(
はや
)
源内の罪
極
(
きはま
)
り御仕置と聞し故娘の豐は其日
父
(
ちゝ
)
の引れ
行
(
ゆき
)
し御仕置場へ行て見るに終に
仇
(
あだ
)
し
野
(
の
)
の
露
(
つゆ
)
と
消果
(
きえはて
)
しゆゑ
泣々
(
なく/\
)
も其所を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一
心
(
しん
)
不亂
(
ふらん
)
に念じ居たりしが
不※
(
ふと
)
隣
(
となり
)
の話しの耳の入女房お政は心付是は當時天下に名譽高き御奉行と
評判
(
ひやうばん
)
ある大岡越前守樣へ
駈込
(
かけこみ
)
訴訟をして夫文右衞門が身の
證
(
あか
)
りの立樣に
御慈悲
(
ごじひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ふらん(不亂)の例文をもっと
(1作品)
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孵卵
(逆引き)
孵卵
(
ふらん
)
器の中で少しずつ発生してゆく雛をみて、旨そうだなと思うときがある。生物学の実験者が観察の対象に対してこんな食いしん坊心をおこすのは、久米の仙人の迷いと同じ大罪である。
オフ・ア・ラ・コック・ファンタスティーク:――空想半熟卵――
(新字新仮名)
/
森於菟
(著)
ふらん(孵卵)の例文をもっと
(1作品)
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