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ばんしょう
ふりがな文庫
“ばんしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
万象
52.2%
万障
13.0%
番匠
8.7%
万檣
4.3%
万鍾
4.3%
伴上
4.3%
半鐘
4.3%
蕃椒
4.3%
蟠松
4.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万象
(逆引き)
陰※
(
いんえい
)
たる空に
覆
(
おおわ
)
れたる
万象
(
ばんしょう
)
はことごとく
愁
(
うれ
)
いを含みて、海辺の砂山に
著
(
いちじ
)
るき一点の
紅
(
くれない
)
は、早くも掲げられたる暴風
警戒
(
けいかい
)
の
球標
(
きゅうひょう
)
なり。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ばんしょう(万象)の例文をもっと
(12作品)
見る
万障
(逆引き)
万障
(
ばんしょう
)
一排
(
いっぱい
)
して二月二十七日を
都落
(
みやこおち
)
の日と定め、其前日二十六日に、彼等夫婦は若い娘を二人連れ、
草箒
(
くさぼうき
)
と
雑巾
(
ぞうきん
)
とバケツを持って、東京から
掃除
(
そうじ
)
に往った。案外道が遠かったので、娘等は大分弱った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ばんしょう(万障)の例文をもっと
(3作品)
見る
番匠
(逆引き)
家をつくり、塔を組む、
番匠
(
ばんしょう
)
なんどとは事変りて、これは
生
(
しょう
)
なき
粗木
(
あらき
)
を削り、男、女、天人、夜叉、
羅刹
(
らせつ
)
、ありとあらゆる善悪邪正のたましいを打ち込む面作師。
修禅寺物語
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ばんしょう(番匠)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
万檣
(逆引き)
ニューカッスルの造船所あるがゆえなり。マンチェスターの綿花製造所、シェフィルドの鉄器製造所あり、ロンドンの
万檣
(
ばんしょう
)
林立の港湾あるがゆえなり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
ばんしょう(万檣)の例文をもっと
(1作品)
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万鍾
(逆引き)
後世のいわゆる「
万鍾
(
ばんしょう
)
我において何をか加えん」の気骨も、炯々たるその眼光も、
痩浪人
(
やせろうにん
)
の
徒
(
いたず
)
らなる
誇負
(
こふ
)
から離れて、既に堂々たる一家の風格を備えて来た。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
ばんしょう(万鍾)の例文をもっと
(1作品)
見る
伴上
(逆引き)
今いう職人に属するものでは誰でも知っている
雉子
(
きじ
)
(木地)屋敷や
轆轤
(
ろくろ
)
屋敷、
伴上
(
ばんしょう
)
(番匠)
貝戸
(
がいと
)
・細工畑・
紺屋
(
こうや
)
畑・
鍛冶荒居
(
かじあらい
)
などの地名がこの地方にはある。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ばんしょう(伴上)の例文をもっと
(1作品)
見る
半鐘
(逆引き)
もはや、炎々と燃え
熾
(
さか
)
って来た広海屋の大屋台——そのほむらの明るさは、既に、そこら中人の顔、眉毛の数までがわかるほどだ。ごく近い、火の見では、激しい
摺
(
す
)
り
半鐘
(
ばんしょう
)
のひびき!
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
ばんしょう(半鐘)の例文をもっと
(1作品)
見る
蕃椒
(逆引き)
テントコ 鳥取県の中津山村では、
胡椒
(
こしょう
)
をテントコといっている。この地でコショウというのは
蕃椒
(
ばんしょう
)
すなわちトウガラシのことである。蕃椒をコショウと呼ぶ地域は存外に弘い。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ばんしょう(蕃椒)の例文をもっと
(1作品)
見る
蟠松
(逆引き)
竹逕
(
ちくけい
)
の
涼雨
(
りょうう
)
、
怪巌
(
かいがん
)
の
紅楓
(
こうふう
)
、
蟠松
(
ばんしょう
)
の
晴雪
(
せいせつ
)
……
育徳園
(
いくとくえん
)
八景といって、
泉石林木
(
せんせきりんぼく
)
の
布置
(
ふち
)
、
幽邃
(
ゆうすい
)
をきわめる名園がある。
顎十郎捕物帳:08 氷献上
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ばんしょう(蟠松)の例文をもっと
(1作品)
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