“ばんいう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
萬有66.7%
蠻勇33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
萬有ばんいうはゝたる大地だいぢその墓所はかどころでもあり、またその埋葬地まいさうちたるものがその子宮こぶくろでもある、さてその子宮こぶくろより千べつ兒供こどもうまれ、そのむねをまさぐりてふやうに
われは王者ぞ、萬有ばんいう
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
うだ/\、全體ぜんたい杉村君すぎむらくんは、我々われ/\蠻勇ばんいうおどろいてしまつたのだ。とて太刀打たちうち出來できないから、それで見物けんぶつまはつたのだ。人間にんげん利口りこう出來できてる。我々われ/\馬鹿ばか出來できてるよ』と水谷氏みづたにしふ。
公爵こうしやく博士はかせえぬが、それまでつてるべきでもいので、さあ、そろ/\蠻勇ばんいう開始かいししやうと、庭後ていご鐵道線路添てつだうせんろぞひの試掘しくつかゝつたが、此邊このへんはモールスいまより二十九ねんまへ