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ねつくわ
ふりがな文庫
“ねつくわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
熱火
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熱火
(逆引き)
洞中
(
どうちう
)
の
秘密造船所
(
ひみつざうせんじよ
)
の
中
(
なか
)
では、
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
方
(
ほう
)
でも、
私
(
わたくし
)
の
方
(
ほう
)
でも、
鎔鐵爐
(
ようてつろ
)
、
冶金爐等
(
やきんろとう
)
から
㷔々
(
えん/\
)
と
吹
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
す
熱火
(
ねつくわ
)
の
光
(
ひかり
)
は
魔神
(
まじん
)
の
紅舌
(
した
)
のごとく、
互
(
たがひ
)
に
打
(
うち
)
おろす
大鐵槌
(
だいてつつい
)
の
響
(
ひゞき
)
は、
寂寞
(
じやくばく
)
たる
洞窟
(
どうくつ
)
を
鳴動
(
めいどう
)
して
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
彼
(
かれ
)
はそれをそつと
大事
(
だいじ
)
に
傍
(
そば
)
へ
聚
(
あつ
)
めた。
茶碗
(
ちやわん
)
や
皿
(
さら
)
や
凡
(
すべ
)
ての
陶磁器
(
たうじき
)
は
熱火
(
ねつくわ
)
に
割
(
は
)
ねて
畢
(
しま
)
つて一つでも
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
つものはなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼
(
かれ
)
の
熱火
(
ねつくわ
)
に
燒
(
や
)
かれて
獨
(
ひとり
)
で
冷
(
さ
)
めた
鉈
(
なた
)
も
鎌
(
かま
)
も
凡
(
すべ
)
ての
刄物
(
はもの
)
はもう
役
(
やく
)
には
立
(
た
)
たなかつた。
彼
(
かれ
)
の
手
(
て
)
に
完全
(
くわんぜん
)
に
保
(
たも
)
たれたものは
彼
(
かれ
)
が
自分
(
じぶん
)
の
手
(
て
)
を
恃
(
たの
)
んで
居
(
ゐ
)
る
唐鍬
(
たうぐは
)
のみである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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