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にげかく
ふりがな文庫
“にげかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
逃匿
20.0%
逃竄
20.0%
逃隠
20.0%
遁隠
20.0%
遁隱
20.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逃匿
(逆引き)
私は
逃匿
(
にげかく
)
れはしねえ、
素
(
もと
)
より斬られる覚悟でした事だが、旦那さま、あんた此の皿はまア何で出来たものと
思召
(
おぼしめ
)
します、私ア
土塊
(
つちっころ
)
で出来たものと
考
(
かんげ
)
えます、それを粗相で毀したからとって
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
にげかく(逃匿)の例文をもっと
(1作品)
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逃竄
(逆引き)
二七
心々の世の中となりしほどに、老いたるは山に
逃竄
(
にげかく
)
れ、
二八
弱
(
わか
)
きは
軍民
(
いくさびと
)
にもよほされ、けふは此所を焼きはらふ、
明
(
あす
)
は敵のよせ来るぞと、女わらべ
等
(
ら
)
は
東西
(
をちこち
)
に逃げまどひて泣きかなしむ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
にげかく(逃竄)の例文をもっと
(1作品)
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逃隠
(逆引き)
汝
(
なんじ
)
も立派な
武士
(
さむらい
)
だから
逃隠
(
にげかく
)
れはいたすまい、
何
(
なん
)
の遺恨あって父織江を
殺害
(
せつがい
)
して屋敷を出た、
殊
(
こと
)
に当家の娘と不義をいたせしは確かに証拠あって知る
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
にげかく(逃隠)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
遁隠
(逆引き)
宗吉は、しかし、その長屋の前さえ、
遁隠
(
にげかく
)
れするように素通りして、明神の境内のあなたこなた、人目の
隙
(
すき
)
の隅々に立って、
飢
(
うえ
)
さえ忘れて、半日を泣いて泣きくらした。
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
にげかく(遁隠)の例文をもっと
(1作品)
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遁隱
(逆引き)
されば
爰
(
こゝ
)
に
忌
(
い
)
むべく
恐
(
おそ
)
るべきを(おう)に
譬
(
たと
)
へて、
假
(
かり
)
に(
應
(
おう
)
)といへる
一種
(
いつしゆ
)
異樣
(
いやう
)
の
乞食
(
こつじき
)
ありて、
郷
(
がう
)
屋敷田畝
(
やしきたんぼ
)
を
徘徊
(
はいくわい
)
す。
驚破
(
すは
)
「
應
(
おう
)
」
來
(
きた
)
れりと
叫
(
さけ
)
ぶ
時
(
とき
)
は、
幼童
(
えうどう
)
婦女子
(
ふぢよし
)
は
遁隱
(
にげかく
)
れ、
孩兒
(
がいじ
)
も
怖
(
おそ
)
れて
夜泣
(
よなき
)
を
止
(
とゞ
)
む。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
にげかく(遁隱)の例文をもっと
(1作品)
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とうざん