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ながじゆばん
ふりがな文庫
“ながじゆばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
長襦袢
93.8%
長繻絆
3.1%
長繻袢
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長襦袢
(逆引き)
派手な
長襦袢
(
ながじゆばん
)
の上へ、大急ぎで羽織つたらしい小袖の紫が、冷たく美しい女中の差出す手燭の中に、又となく艶めかしく見えるのでした。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ながじゆばん(長襦袢)の例文をもっと
(30作品)
見る
長繻絆
(逆引き)
三千代
(
みちよ
)
は
次
(
つぎ
)
の
部屋
(
へや
)
で簟笥の
環
(
くわん
)
をかたかた鳴らしてゐた。
傍
(
そば
)
に
大
(
おほ
)
きな
行李
(
こり
)
が
開
(
あ
)
けてあつて、
中
(
なか
)
から
奇麗
(
きれい
)
な
長繻絆
(
ながじゆばん
)
の
袖
(
そで
)
が
半分
(
はんぶん
)
出
(
で
)
かかつてゐた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
平岡が、失敬だが
鳥渡
(
ちよつと
)
待
(
ま
)
つて呉れと云つた
間
(
あひだ
)
に、代助は
行李
(
こり
)
と
長繻絆
(
ながじゆばん
)
と、
時々
(
とき/″\
)
行李
(
こり
)
の
中
(
なか
)
へ
落
(
お
)
ちる
繊
(
ほそ
)
い手とを見てゐた。
襖
(
ふすま
)
は
明
(
あ
)
けた儘
閉
(
た
)
て
切
(
き
)
る様子もなかつた。が三千代の顔は
陰
(
かげ
)
になつて見えなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ながじゆばん(長繻絆)の例文をもっと
(1作品)
見る
長繻袢
(逆引き)
二枚
重
(
かさ
)
ね
唐繻子
(
たうじゆす
)
の
丸帶
(
まるおび
)
をしどけなく
結
(
むす
)
び
白縮緬
(
しろちりめん
)
の
長繻袢
(
ながじゆばん
)
を着せし
姿
(
すがた
)
天晴
(
あつぱれ
)
富豪
(
ふうか
)
の
後家
(
ごけ
)
と見えければ重四郎
亦々
(
また/\
)
惡心
(
あくしん
)
を生じ幸い後家と有からは
何卒
(
どうぞ
)
手
(
て
)
に
入
(
い
)
れて
暫時
(
しばらく
)
足休
(
あしやす
)
めに致したしと思ひ夫より言葉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ながじゆばん(長繻袢)の例文をもっと
(1作品)
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