“とうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
投函44.7%
等閑28.9%
唐冠5.3%
偸間2.6%
刀環2.6%
彤管2.6%
潼関2.6%
闘艦2.6%
闘間2.6%
陶棺2.6%
頭銜2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある時は投函の時間が遲れたかして一日置いての次の日に二通一緒に來たこともあつた。「また來た。」私は何時もさう思つた。
歌のいろ/\ (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
「大詩人と云ふことは何でもない。我々は唯純粋な詩人を目標にしなければならぬ」と云ふ「狭い門」(ジツド)の主人公の言葉も決して等閑に附することは出来ない。
その冠も、天神様や荒神様のかぶるような冠ではなく、世に「唐冠」として知られている、中央に直立した一葉があって、両翼が左と右に開いている。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかし前に引いた十一月二十九日の書にも「其内偸間可申候」と云つてある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
任立政は陵を見たが、匈奴の大官連の並んでいる前で、漢に帰れとは言えない。席を隔てて李陵を見ては目配せをし、しばしば刀環でて暗にその意を伝えようとした。陵はそれを見た。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
また永福門院は西園寺実兼の女、伏見院のであるが、式子内親王・俊成卿女などとならんで中世第一流の彤管詩人と申すべく、感覚はことにすぐれておられる。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
河南の潼関までは山地であるから洪水にはならないが、ここから先の海まで五六百キロの平地は、北は天津から、南は南京の対岸まで、黄河が流れた跡なのである。
走舸=これは小型の闘艦というようなもの、積載力二十人あまり、江上一面にうんかの如く散らかって、大船闘艦へ肉薄、投火、挺身、あらゆる方法で敵を苦しませる。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
闘間にお艶を失った彼は、風雨のなかを御用提灯に追われ追われて対岸へ漕ぎつき
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
しかし死者つた品物はたいていつてをります。それらの品物についてはべることにいたします。この石棺に、陶棺といつて埴輪のようながあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)