我が人生観わがじんせいかん05 (五)国宝焼亡結構論05 (ご) こくほうしょうぼうけっこうろん
小生もついに別荘の七ツ八ツ風光明媚なるところにブッたてようという遠大千万なコンタンによって「捕物帳」をかくことゝなり、小説新潮の案内で、箱根の谷のドン底の温泉旅館へ行った。 このへんは谷川といっても川の趣きではなくて、流れの全部が段をなした …
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我が人生観:04 (四)孤独と好色 (新字新仮名)坂口安吾 (著)
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