“てうわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
調和100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しをれたる調和てうわにぞ修道女しゆうだうめ一人ひとり消えさり
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
えゝやうやく四五にちまへかへりました。ありやまつた蒙古向もうこむきですね。御前おまへやう夷狄いてき東京とうきやうにや調和てうわしないからはやかへれつたら、わたしもさうおもふつてかへつてきました。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
さうしてあつ笠蒲團かさぶとんあかきれまるしろかさ中央まんなかくろ絎紐くけひも調和てうわたもつのである。おつぎの笠蒲團かさぶとんあかあをちひさなきれあつめてつたのであつた。しかしおつぎのおびだけはふるかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)