“そうさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相殺80.0%
惣菜5.0%
総裁5.0%
繒綵5.0%
蚤歳5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物の気配を相殺そうさいさせ、その間に容子ようすをうかがって、避けるか、戦うかの判断を加えるための、秘密の術のひとつ——
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
へい今日こんにちは、八百屋やほやでござい。「ナニ八百屋やほやか、けふはさかなやが惣菜そうさいをおいてつたからまづいゝね。 ...
狂言の買冠 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「富士男君は正しいからだ、ぼくは連盟の総裁そうさいとして正しきにくみするだけだ、どう考えてもきみは悪い」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
賊等ぞくらきそうてこれをあばく。はう一丈いちぢやうばかりるに、地中ちちうふかところ四個しこ房閣ばうかくありけり。たゞひがしばうには、弓繒きうそう槍戟さうげきちたる人形にんぎやうあり。みなみばうには、繒綵そうさい錦綺きんきうづたかし。はいありていは周夷王所賜しうのいわうたまふところ錦三百端にしきさんびやくたんと。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しこうして礼をたっとび学を重んじ、百ぼううち、手に書をめず、孔子のおしえを篤信し、は誠に万世の師なりと称して、衷心より之を尊び仰ぎ、施政の大綱、必ずこれに依拠し、又蚤歳そうさいにして仏理に通じ
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)