“ぜんゐんちやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
前院長100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何卒どうぞ閣下かくかこれをおください。』と、ニキタは前院長ぜんゐんちやうまへつて丁寧ていねいふた。『あれ閣下かくかのお寐臺ねだいで。』と、かれさらあたらしくおかれた寐臺ねだいはうして。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
をりしもモイセイカはそとからかへきたり、其處そこ前院長ぜんゐんちやうのゐるのをて、すぐのば
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
イワン、デミトリチはふとさまし、脱然ぐつたりとした樣子やうすりやうこぶしほゝく。つばく。はじちよつかれには前院長ぜんゐんちやうかぬやうでつたがやがれとて、其寐惚顏そのねぼけがほにはたちま冷笑れいせううかんだので。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)