“せんたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
洗濯80.0%
選択8.8%
撰択6.3%
選擇2.5%
撰擇1.3%
銓択1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かあさまのお洗濯せんたくするはうつてますと、そこにもたけてゐました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
しばらくして、遠くの洗面所のほうから、しゃっしゃっというお洗濯せんたくでもしているような水の音がかすかに聞えて来た。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
新らしく結婚した彼ら二人は、彼の接触し得る満足した人間のうちで、得意な代表者として彼から選択せんたくされる恐れがあった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
少し年老った者は年若い者いわゆる後進者より職業選択せんたくについて相談を受けぬ者はほとんどあるまい。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
撰択せんたくと云う事が、あながちに甲はとる、乙は捨てると云う意味だと思うと誤解が生じやすうございますからちょっと弁じておきました。
創作家の態度 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かまへ可慎つつましう目立たぬに引易ひきかへて、木口きぐち撰択せんたくの至れるは、館の改築ありし折その旧材を拝領して用ゐたるなりとぞ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
しかも、幼蟲えうちう出易でやすくするためであらう、はちあきらかにこまかいつち選擇せんたくけてゐるらしかつた。
画家とセリセリス (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
おな風土ふうどでも、ひと年齡ねんれいによつて適否てきひちがふ、おな年齡ねんれいでも體質たいしつ職業等しよくげふとうしたがつ選擇せんたくちがふ。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
磨製石斧ませいいしおのの中には石材の撰擇せんたく、形状の意匠いせう、明かに美術思想びじゆつしそう發達はつたつを示すもの有り、石鏃せきぞく中にも亦實用のみを目的もくてきとせずしていろかたちと云ひじつに美を極めたるもの少からず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
蘭軒は此年文政十年十二月三日に影抄元板千金翼方に跋して、たま/\書の銓択せんたくに論及した。其ことすこぶる傾聴するに堪へたるものがある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)