“せうしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小心28.6%
焦心28.6%
小身14.3%
憔心14.3%
焦身14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小心せうしんの役場の書記の
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
うつろから うつろへとはこばれる焦心せうしんのながしめ
藍色の蟇 (新字旧仮名) / 大手拓次(著)
出すひまの有べきや其方はなさけなき爲方しかたなり是には何か樣子やうすあらんといはれしかば粂之進くめのしん心中しんちういきどほり小身せうしんなりともそれがしも上の御扶持ごふち頂戴ちやうだいことに人の理非りひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
申付られたり此三右衞門は小身せうしんの上至て貧窮ひんきうの處へおのれ夫婦ふうふとも都合四人の口故日々のまかなひに甚だ難儀なんぎ致しけるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
が、あらず、それも、のちおもへば、ふせがんがために粉骨ふんこつしたまふ、焦身せうしん仁王にわうざうであつた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)