“しんしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
信州83.3%
新秋16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つれ信州しんしう湯治たうぢに參りしが右妻儀は五歳の時人に勾引かどわかされ江戸へまゐりしにはだの守りぶくろに生國は越後高田領のよし書付かきつけ有しゆゑおや對面たいめん致させんとて來りし所途中とちうにて妻を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
三郎さぶらうはもうながいこと信州しんしう木曾きそ小父をぢさんのうちやしなはれてまして、あに太郎たらう次郎じらうのところへ時々とき/″\手紙てがみなぞをよこすやうになりました。三郎さぶらうはことし十三さい末子すゑこがもう十一さいにもなりますよ。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
新秋しんしうもちいゝかぜすだれとほしてく、それが呼吸氣管こきうきくわんまれて、酸素さんそになり、動脈どうみやく調子てうしよくつ………そのあぢはへない。
ねこ (旧字旧仮名) / 北村兼子(著)