“しようだく”の漢字の書き方と例文
語句割合
承諾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫程におぼめして給はるからは此方も今は推辭いなむすべなし吾儕おのれ承諾しようだく致したが女兒むすめは如何と振返ふりかへり問れてお光は先程より父ときやくとの物語ものがたり昨日見染めた其人は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
近所で聞いてみると、大川屋の主人といふのは、働き盛りの四十男ですが、早く配偶つれあひを失ひ、先年吉原で馴染を重ねた華魁おいらん請出うけだして、親類の承諾しようだくを得て後添に直しました。
本當ほんたうやつなれば、今度こんどぼくくつしたをみてたまはるときれにもなにこしらへてたまはれ、よろしきか姉樣ねえさま屹度きつとぞかし姉樣ねえさま、と熱心ねつしんにたのみて、覺束おぼつかなき承諾しようだくことば其通そのとほさとしつたふれば
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)