“こちやく”の漢字の書き方と例文
カタカナ:コチヤク
語句割合
固着100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石鏃(せきぞく)は製造(せいぞう)終(をわ)るに隨(したが)ひ悉皆(しつかい)笴(やがら)に固着(こちやく)されしにはあらずして、餘分の物は種々の入れ物に貯(たくは)へ置(お)かれしものと見ゆ。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
或(ある)晩(ばん)勘次(かんじ)はがらつと戸(と)を開(あ)けて出(で)た。劇(はげ)しく開(あ)けた戸(と)が稍(やゝ)朽(く)ち掛(か)けた閾(しきゐ)の溝(みぞ)を外(はづ)れようとしてぎつしりと固着(こちやく)した。彼(かれ)は苛立(いらだ)つて戸(と)を叩(たゝ)いて溝(みぞ)に復(ふく)すと其(そ)の儘(まゝ)飛(と)び出(だ)した。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
たゞ裸(はだか)の岩(いは)の上(うへ)に地衣(こけ)が固着(こちやく)してゐるきりです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
鹿猪等の骨を見るに筋肉(きんにく)の固着(こちやく)し居りし局部には鋭(するど)き刄物にて疪(きづ)を付けし痕(あと)有り。此は石にて作(つく)れる刄物(はもの)を用ゐて肉を切り離(はな)したる爲に生(しやう)ぜしものたる事疑ふ可からず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)