“固着”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こちやく50.0%
こちゃく16.7%
ひっつい16.7%
コチヤク16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石鏃せきぞく製造せいぞうをわるにしたが悉皆しつかいやがら固着こちやくされしにはあらずして、餘分の物は種々の入れ物にたくはかれしものと見ゆ。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
すなわち国を立てまた政府をもうく所以ゆえんにして、すでに一国の名を成すときは人民はますますこれに固着こちゃくして自他のぶんあきらかにし、他国他政府に対してはあたか痛痒つうようあいかんぜざるがごとくなるのみならず
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
となえたから虎う森の樹株に固着ひっついて人の頭を嫌いになれ、後脚に土重く附き前足に石重く附いて歩けぬようになれ、かく身を重くする呪を
イツセリ。天ハ我ヲ利セズ。愚戦グセン固着コチヤクシテ、愚ヲ重ネンヨリハ、カズ、一タビ退イテ、再起ノ日ヲ計ランニハ。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)