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こうえふせんせい
ふりがな文庫
“こうえふせんせい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
紅葉先生
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅葉先生
(逆引き)
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
在世
(
ざいせい
)
のころ、
名古屋
(
なごや
)
に
金色夜叉夫人
(
こんじきやしやふじん
)
といふ、
若
(
わか
)
い
奇麗
(
きれい
)
な
夫人
(
ふじん
)
があつた。
申
(
まを
)
すまでもなく、
最大
(
さいだい
)
なる
愛讀者
(
あいどくしや
)
で、
宮
(
みや
)
さん、
貫一
(
くわんいち
)
でなければ
夜
(
よ
)
も
明
(
あ
)
けない。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蕪
(
かぶら
)
の
鮨
(
すし
)
とて、
鰤
(
ぶり
)
の
甘鹽
(
あまじほ
)
を、
蕪
(
かぶ
)
に
挾
(
はさ
)
み、
麹
(
かうぢ
)
に
漬
(
つ
)
けて
壓
(
お
)
しならしたる、いろどりに、
小鰕
(
こえび
)
を
紅
(
あか
)
く
散
(
ち
)
らしたるもの。
此
(
こ
)
ればかりは、
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
一方
(
ひとかた
)
ならず
賞
(
ほ
)
めたまひき。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
嘸
(
さぞ
)
うちたての
蕎麥
(
そば
)
を
罵
(
のゝし
)
つて、
梨
(
なし
)
に
醉
(
よ
)
つてる
事
(
こと
)
だらう。まだ
其
(
それ
)
は
勝手
(
かつて
)
だが、
斯
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
き
量見
(
りやうけん
)
で、
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
の
人格
(
じんかく
)
を
品評
(
ひんぺう
)
し、
意圖
(
いと
)
を
忖度
(
そんたく
)
して
憚
(
はゞか
)
らないのは
僭越
(
せんゑつ
)
である。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
こうえふせんせい(紅葉先生)の例文をもっと
(7作品)
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