“甘鹽”の読み方と例文
読み方割合
あまじほ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「年増の方は蛞蝓なめくぢ甘鹽あまじほで三日ばかり煮込んだやうな女で、お吉と言ひますがね、自分の部屋で宵からの放樂寢で」
かぶらすしとて、ぶり甘鹽あまじほを、かぶはさみ、かうぢけてしならしたる、いろどりに、小鰕こえびあからしたるもの。ればかりは、紅葉先生こうえふせんせい一方ひとかたならずめたまひき。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)