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くろなゝこ
ふりがな文庫
“くろなゝこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黒斜子
66.7%
黒七子
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒斜子
(逆引き)
と
黒斜子
(
くろなゝこ
)
の
五所紋
(
いつところもん
)
の上へ
行儀霰
(
ぎょうぎあられ
)
の
上下
(
かみしも
)
を着け、
病耄
(
やみほう
)
けて居る伊之助を、
褥
(
とこ
)
へ寄掛りを
拵
(
こしら
)
えて、それなりズル/\座敷へ
曳摺
(
ひきず
)
り出しますと
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
主人も老人であるが、客は更に
十歳
(
とお
)
以上も老けているらしく、相当に時代のついているらしい糸織りの二枚小袖に
黒斜子
(
くろなゝこ
)
の三つ紋の羽織をかさねて、行儀よく坐っていた。
三浦老人昔話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
薄く
青髭
(
あおひげ
)
が生えて居りまして、つや/\しい
大結髪
(
おおたぶさ
)
で、けんぽう
行義
(
ぎょうぎ
)
あられの
上下
(
かみしも
)
に、
黒斜子
(
くろなゝこ
)
の紋附を着、結構な
金蒔絵
(
きんまきえ
)
の
印籠
(
いんろう
)
を下げ、
茶柄
(
ちゃづか
)
に
蝋鞘
(
ろざや
)
の小脇差を差して居りますから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
くろなゝこ(黒斜子)の例文をもっと
(2作品)
見る
黒七子
(逆引き)
越
(
こえ
)
ぬと見え
丈
(
せい
)
高
(
たか
)
く
面體
(
めんてい
)
柔和
(
にうわ
)
にて
眉毛
(
まゆげ
)
濃
(
こ
)
く
鼻筋
(
はなすぢ
)
通りて
齒並
(
はなら
)
び
揃
(
そろ
)
ひ
否
(
いや
)
みなき天晴の美男にして
婦人
(
ふじん
)
の
好
(
すく
)
風俗
(
ふうぞく
)
なり衣類は
黒七子
(
くろなゝこ
)
の小袖に
橘
(
たちばな
)
の
紋所
(
もんどころ
)
を
付
(
つけ
)
同じ
羽折
(
はをり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
卷上れば天一坊は
威
(
ゐ
)
有
(
あつ
)
て
猛
(
たけ
)
からざる
容體
(
ようだい
)
に着座す其出立には
鼠色
(
ねずみいろ
)
琥珀
(
こはく
)
の
小袖
(
こそで
)
の上に
顯紋紗
(
けんもんしや
)
の
十徳
(
じつとく
)
を着
法眼袴
(
はふげんはかま
)
を
穿
(
はき
)
たり後の方には
黒七子
(
くろなゝこ
)
の小袖に同じ羽織
茶宇
(
ちやう
)
の
袴
(
はかま
)
を
穿
(
はき
)
紫縮緬
(
むらさきちりめん
)
の
服紗
(
ふくさ
)
にて
小脇差
(
こわきざし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
くろなゝこ(黒七子)の例文をもっと
(1作品)
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