“きんちやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
緊張90.0%
謹聽5.0%
金打5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのくびからうへが、嚴肅げんしゆく緊張きんちやう極度きよくどやすんじて、何時いつまでつてもかはおそれいうせざるごとくにひとした。さうしてあたまには一ぽんもなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
兒玉こだま言々句々げん/\くゝ肺腑はいふよりで、其顏そのかほには熱誠ねつせいいろうごいてるのをて、人々ひと/″\流石さすがみゝかたむけて謹聽きんちやうするやうになつた。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
武士なら、金打きんちやうといふところだ。八五郎が木枯の傳次か傳次でねえか、確かな證據を揃へてお眼にかけよう。三日の間に眞物ほんものの木枯の傳次を縛れなかつたら、十手捕繩を返上してこの平次がまげ