“きんちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
緊張52.3%
金打29.5%
謹聴9.1%
錦帳4.5%
禁鳥2.3%
禽鳥2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそらくかれには確信という意識いしきはないにちがいない。確信も意識もないにしても、かれの実行動じつこうどう緊張きんちょうした精神をもって毅然直行きぜんちょっこうしている。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
そのことは、大津の宿端れで、由良の伝吉という者からもくわしく承り、いつにても新九郎殿が望みの時機に、立ち合うという金打きんちょうまで与えました。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
青年の態度からは次第に反抗はんこうの色が消えて、ようやく謹聴きんちょうの様子に変って来る。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
波を枕に、肱枕ひじまくらをさるるであろう。蓑の白い袖が時として、垂れて錦帳きんちょうをこぼれなどする。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
正吉しょうきちが、それをいて、このおとこは、禁鳥きんちょうでもつのかと、おどろきました。かれ空気銃くうきじゅうってあるくかぎり、小鳥ことりたちにも、このまちにも、平和へいわはないというがしました。
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
一首の意は、勾の池にはながいにしていた禽鳥きんちょう等は、皇子尊のいまさぬ後でも、なお人なつかしく、水上に浮いていて水にくぐることはないというのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)