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かはごろも
語句 | 割合 |
裘 | 50.0% |
革衣 | 25.0% |
皮衣 | 12.5% |
革裘 | 12.5% |
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火の左右に身を
横へたる二人は、
逞ましげに肥えたる農夫なるが、毛を表にしたる羊の
裘を纏ひ、太き長靴を穿き、聖母の圖を
貼けたる尖帽を戴き、短き
烟管を
銜みて
對ひあへり。
やがて、その
商人は、やう/\のことで
元は
天竺にあつたのを
求めたといふ
手紙を
添へて、
皮衣らしいものを
送り、
前に
預つた
代金の
不足を
請求して
來ました。
第三番の
阿倍の
右大臣は
財産家でしたから、あまり
惡ごすくは
巧まず、ちょうど、その
年に
日本に
來た
唐船に
誂へて
火鼠の
皮衣といふ
物を
買つて
來るように
頼みました。