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かけす
ふりがな文庫
“かけす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
懸巣
61.5%
樫鳥
23.1%
掛棄
7.7%
橿鳥
7.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懸巣
(逆引き)
谷に近い森の奥では
懸巣
(
かけす
)
が
頻
(
しき
)
りに鳴いています。
鸚鵡
(
おうむ
)
のように人の口真似をする鳥だとは聞いていましたが、見るのは初めてです。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
かけす(懸巣)の例文をもっと
(8作品)
見る
樫鳥
(逆引き)
太陽は入江の水平線へ
朱
(
しゅ
)
の一点となって没していった。
不弥
(
うみ
)
の
宮
(
みや
)
の
高殿
(
たかどの
)
では、
垂木
(
たるき
)
の
木舞
(
こまい
)
に
吊
(
つ
)
り
下
(
さ
)
げられた
鳥籠
(
とりかご
)
の中で、
樫鳥
(
かけす
)
が習い覚えた
卑弥呼
(
ひみこ
)
の名を一声呼んで眠りに落ちた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
かけす(樫鳥)の例文をもっと
(3作品)
見る
掛棄
(逆引き)
……
軒
(
のき
)
も
門
(
かど
)
も
傾
(
かたむ
)
いて、
破廂
(
やれびさし
)
を
漏
(
も
)
る
月影
(
つきかげ
)
に
掛棄
(
かけす
)
てた、
杉
(
すぎ
)
の
葉
(
は
)
が、
現
(
げん
)
に
梟
(
ふくろふ
)
の
巣
(
す
)
のやうに、がさ/\と
釣下
(
つりさが
)
つて、
其
(
そ
)
の
古
(
ふる
)
びた
状
(
さま
)
は、
大津繪
(
おほつゑ
)
の
奴
(
やつこ
)
が
置忘
(
おきわす
)
れた
大鳥毛
(
おほとりげ
)
のやうにも
見
(
み
)
える。
月夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かけす(掛棄)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
橿鳥
(逆引き)
木々が
黄葉
(
こうよう
)
を呈している。そこへ昼の陽があたっている。白々と見えるは
白樺
(
しらかば
)
の幹だ。林では兎がはねている。こずえでは
橿鳥
(
かけす
)
が呼んでいる。空気には立派なにおいがある。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
かけす(橿鳥)の例文をもっと
(1作品)
見る
“かけす”の意味
《名詞》
かけす【鵥、懸巣、橿鳥、掛子】
鳥綱スズメ目カラス科カケス属の鳥。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かしどり
かけすて