トップ
>
破廂
ふりがな文庫
“破廂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やれびさし
75.0%
やぶれひさし
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やれびさし
(逆引き)
……
軒
(
のき
)
も
門
(
かど
)
も
傾
(
かたむ
)
いて、
破廂
(
やれびさし
)
を
漏
(
も
)
る
月影
(
つきかげ
)
に
掛棄
(
かけす
)
てた、
杉
(
すぎ
)
の
葉
(
は
)
が、
現
(
げん
)
に
梟
(
ふくろふ
)
の
巣
(
す
)
のやうに、がさ/\と
釣下
(
つりさが
)
つて、
其
(
そ
)
の
古
(
ふる
)
びた
状
(
さま
)
は、
大津繪
(
おほつゑ
)
の
奴
(
やつこ
)
が
置忘
(
おきわす
)
れた
大鳥毛
(
おほとりげ
)
のやうにも
見
(
み
)
える。
月夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鼻のさきに
漂
(
ただよ
)
う煙が、その
頸窪
(
ぼんのくぼ
)
のあたりに、古寺の
破廂
(
やれびさし
)
を、なめくじのように
這
(
は
)
った。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
破廂(やれびさし)の例文をもっと
(3作品)
見る
やぶれひさし
(逆引き)
月
(
つき
)
が
破廂
(
やぶれひさし
)
から
影
(
かげ
)
を
落
(
おと
)
したやうに
届
(
とゞ
)
いて
居
(
ゐ
)
た。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
破廂(やぶれひさし)の例文をもっと
(1作品)
見る
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
廂
漢検1級
部首:⼴
12画
“破”で始まる語句
破
破綻
破片
破目
破風
破壊
破落戸
破廉恥
破屋
破鐘
“破廂”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花