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おびたゞしく
ふりがな文庫
“おびたゞしく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
夥多敷
50.0%
夥敷
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夥多敷
(逆引き)
送
(
おくり
)
ける或日兩國邊より
歸
(
かへ
)
る
途中
(
とちう
)
俄
(
にはか
)
に
夕立
(
ゆふだち
)
降來
(
ふりきた
)
り
雷
(
はたゝがみ
)
夥多敷
(
おびたゞしく
)
鳴渡
(
なりわた
)
れども
雨具
(
あまぐ
)
なければ馬喰町の馬場の
脇
(
わき
)
に
出格子
(
でがうし
)
の有る家を幸ひに
軒下
(
のきした
)
に
立停
(
たちどま
)
り我が
宅
(
たく
)
も早二三町なれども歸ること
叶
(
かなは
)
ず
雨
(
あめ
)
に
濡
(
ぬれ
)
て居るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
紙
(
かみ
)
へ
伸
(
のべ
)
て
腫物
(
しゆもつ
)
の上に
貼置
(
はりおき
)
けるに其
夜
(
よ
)
亥刻頃
(
よつごろ
)
より痛む事甚だ
敷
(
しく
)
曉方
(
あけがた
)
に成て
自然
(
しぜん
)
と
潰
(
つひ
)
え
膿
(
うみ
)
の出る事
夥多敷
(
おびたゞしく
)
暫時
(
しばらく
)
有て
痛
(
いたみ
)
は
忘
(
わす
)
れたる如く
去
(
さり
)
ければ少しづつ
動
(
うご
)
かし見るに是迄
寢返
(
ねがへ
)
りも自由に成ざりし足が
膝
(
ひざ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
置て
戻
(
もど
)
りしにぞお花は
早速
(
さつそく
)
煎
(
せん
)
じて
飮
(
のま
)
するに其夜の明方頃になり友次郎は
夥多敷
(
おびたゞしく
)
吐
(
はき
)
けるが夫より大いに
熱
(
ねつ
)
も
醒
(
さめ
)
すや/\と
眠
(
ねむ
)
る樣子なるにぞお花は少しは
安堵
(
あんど
)
せしに其翌日より友次郎の右の足に大きさ
茶碗
(
ちやわん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
おびたゞしく(夥多敷)の例文をもっと
(1作品)
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夥敷
(逆引き)
一つの釜へ四人入候て相果申候、此事大評判にて、釜は
檀那寺
(
だんなでら
)
へ納候へ共、見物
夥敷
(
おびたゞしく
)
參候而不外聞の由にて、寺にては(自註、根津
忠綱寺
(
ちゆうかうじ
)
一向宗)
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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