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おくゆき
ふりがな文庫
“おくゆき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
奥行
77.8%
奧行
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥行
(逆引き)
例えば城内の支那人街の店へはいって見ると、
間口
(
まぐち
)
が狭くて薄汚く見えるにもかかわらず、
奥行
(
おくゆき
)
はずっと深く、そして商品が店一杯に詰っている感じであった。
満洲通信
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
壁は刑事の手に依って
扉
(
ドア
)
の如く左右に押し開けられ、忽ち
間口
(
まぐち
)
一
間
(
けん
)
奥行
(
おくゆき
)
三尺ばかりの押入れが現われた。その押入れの中央に
仏壇
(
ぶつだん
)
の様に設置してある大冷蔵庫。
白蛇の死
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
おくゆき(奥行)の例文をもっと
(14作品)
見る
奧行
(逆引き)
穴
(
あな
)
は
間口
(
まぐち
)
七
尺
(
しやく
)
五
寸
(
すん
)
に、
奧行
(
おくゆき
)
八
尺
(
しやく
)
の、
高
(
たか
)
さ四
尺
(
しやく
)
、
長方形
(
ちやうはうけい
)
の
岩室
(
がんしつ
)
で、それに
柄
(
え
)
を
附
(
つ
)
けた
樣
(
やう
)
に
入口
(
いりぐち
)
の
道
(
みち
)
がある。
突當
(
つきあた
)
りに一
段
(
だん
)
高
(
たか
)
い
處
(
ところ
)
があつて、それから
周圍
(
しうゐ
)
と
中央
(
ちうわう
)
とに
淺
(
あさ
)
い
溝
(
みぞ
)
が
掘
(
ほ
)
つてある。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
並
(
なら
)
んだ
膳
(
ぜん
)
は、
土地
(
とち
)
の
由緒
(
ゆゐしよ
)
と、
奧行
(
おくゆき
)
をもの
語
(
がた
)
る。
手
(
て
)
を
突張
(
つツぱ
)
ると
外
(
はづ
)
れさうな
棚
(
たな
)
から
飛出
(
とびだ
)
した
道具
(
だうぐ
)
でない。
藏
(
くら
)
から
顯
(
あら
)
はれた
器
(
うつは
)
らしい。
御馳走
(
ごちそう
)
は——
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
おくゆき(奧行)の例文をもっと
(4作品)
見る
“おくゆき”の意味
《名詞》
おくゆき【奥行き】
家屋・土地・部屋などの入口から奥までの距離。間口。
知識・思慮・人柄などの奥深さ。深み。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
おくゆ