“おうごんいろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
黄金色100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくをちょいと見た者は、どこを押せばそんななげきのが出るのかとあやしむだろう。身体はぴかぴか黄金色おうごんいろに光って、たいへんうつくしい。小さい子供なら、ぼくをきんだと思うだろう。
もくねじ (新字新仮名) / 海野十三(著)
そのうちあきて、もりはオレンジいろ黄金色おうごんいろかわってました。そして、だんだんふゆちかづいて、それがると、さむかぜがその落葉おちばをつかまえてつめた空中くうちゅうげるのでした。
ところが、とつぜん、くもれて、あおそらがのぞき、黄金色おうごんいろのような、ひかりがさすと、さっきまでのゆううつが、どこかあとかたもなくえてしまって、こころまでが別人べつじんのごとくわるのでした。
世の中のために (新字新仮名) / 小川未明(著)