“おあひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御逢33.3%
御間33.3%
御面会33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけたりけるかくて七すけとおうめは家主へあづ粂之進くめのしん揚屋あがりやいり喜八伊兵衞いへゑらうもどされけりさて翌日よくじつ大岡殿登城とじやうありて月番の御老中ごらうぢう松平右近將監殿まつだひらうこんしやうげんどの御逢おあひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つき今日私し宮崎樣の御屋敷へ罷りこし御屆書を差上げし處内記樣早速御逢おあひなされて御屆けがきの趣きちく一御尋問たづね有りける故其次第を申立候處まづ御聞濟おきゝずみの樣には候へども何か此方の御樣子ごやうす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
せぬかと申に彼町人は得たりかしこしと夫は有難し直樣すぐさま御間おあひ仕つらんと是より後藤のそばよりさしさゝれ飮合のみあひいが其好む所にへきすとの如く後藤半四郎は自分が酒好さけずきゆゑつひに此男と合口となりて忽ち互ひに打解うちとけつゝ四方八方よもやまの物語りを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
思はず言ひ掛けて、老女はにはかに口に手を当てぬ、「ほんとに老女おばさん、篠田さんのことでは私、皆様にお顔向けがならないのです、——老女さん、近く篠田さんに御面会おあひなさいまして——」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)