“えじぷと”の漢字の書き方と例文
カタカナ:エジプト
語句割合
埃及100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大キュロスとカッサンダネとの息子むすこ波斯ぺるしゃ王カンビュセスが埃及えじぷと侵入しんにゅうした時のこと、その麾下きかの部将にパリスカスなる者があった。
木乃伊 (新字新仮名) / 中島敦(著)
埃及えじぷとにはあたまとりだのけものだの色々いろ/\化物ばけものがあるがみな此内このうちである。この(一)にぞくするものはがいして神祕的しんぴてきたうとい。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
またくいま埃及えじぷととやなるらむ。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
洋々やう/\たるナイルかは荒漠くわうばくたるサハラの沙漠さばく是等これらおほい化物思想ばけものしさう發達はつたつうながした。埃及えじぷと神樣かみさまには化物ばけもの澤山たくさんある。しかこれ希臘ぎりしやくと餘程よほどことなり、かへつて日本にほんる。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
埃及えじぷとのカイロのまち古煉瓦ふるれんが
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
印度いんどから西にしくと、ペルシヤが非常ひぜうさかんである。ペルシヤにはれい有名いうめいなルステムの化物退治ばけものたいぢ神話しんわがあり、アラビヤにはれい有名いうめいなアラビヤンナイトがある。埃及えじぷともさうである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)