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いつちやく
ふりがな文庫
“いつちやく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一着
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一着
(逆引き)
旦那
(
だんな
)
、
其
(
そ
)
の
夜
(
よ
)
の
出
(
で
)
と
謂
(
い
)
ふは、
黄
(
き
)
な
縞
(
しま
)
の
銘仙
(
めいせん
)
の
袷
(
あはせ
)
に
白縮緬
(
しろちりめん
)
の
帶
(
おび
)
、
下
(
した
)
にフランネルの
襯衣
(
シヤツ
)
、これを
長襦袢
(
ながじゆばん
)
位
(
くらゐ
)
に
心得
(
こゝろえ
)
て
居
(
ゐ
)
る
人
(
ひと
)
だから、けば/\しく
一着
(
いつちやく
)
して、
羽織
(
はおり
)
は
着
(
き
)
ず、
洋杖
(
ステツキ
)
をついて、
紺足袋
(
こんたび
)
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
トラツクから
肥桶
(
こえをけ
)
を積みおろしてゐる
紫紺
(
しこん
)
の海水着を
一着
(
いつちやく
)
におよんだ、飴色セルロイドぶちの、ロイド眼鏡をかけた近郊の
兄
(
あん
)
ちやんが、いまや颯爽と肥桶運搬トラツクに跳び乘り、はんどるを握つて
夏の夜
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
かけにして
番
(
ばん
)
を
口説
(
くど
)
いた
一升入
(
いつしよういり
)
の
貧乏徳利
(
びんぼふどくり
)
を
誰
(
たれ
)
かが
外套
(
ぐわいたう
)
(
註
(
ちう
)
。おなじく
月賦
(
げつぷ
)
……
這個
(
この
)
まつくろなのを
一着
(
いつちやく
)
して、のそ/\と
歩行
(
ある
)
く
奴
(
やつ
)
を、
先生
(
せんせい
)
が
嘲
(
あざけ
)
つて——
月府玄蝉
(
げつぷげんせん
)
。)の
下
(
した
)
へ
忍
(
しの
)
ばした
勢
(
いきほひ
)
だから
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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