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あるもの
ふりがな文庫
“あるもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
或者
40.7%
或物
33.3%
一物
7.4%
某者
7.4%
有者
3.7%
有物
3.7%
某物
3.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或者
(逆引き)
或者
(
あるもの
)
は、身代金によって品子さんを買戻すことを提案した。或者は、犯人捜索に多額の懸賞金をつけることを発表せよと説いた。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
あるもの(或者)の例文をもっと
(11作品)
見る
或物
(逆引き)
国芳の描ける活気ある風景画の
或物
(
あるもの
)
はけだしこの
種類
(
ジャンル
)
中の逸品たると共にまた浮世絵
板物
(
はんもの
)
を通じてその最も偉大なるものたり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あるもの(或物)の例文をもっと
(9作品)
見る
一物
(逆引き)
魂が
裳抜
(
もぬけ
)
れば一心に
主
(
しゅう
)
とする所なく、居廻りに在る程のもの
悉
(
ことごと
)
く
薄烟
(
うすけぶり
)
に包れて
虚有縹緲
(
きょうひょうびょう
)
の
中
(
うち
)
に漂い、有るかと思えばあり、無いかと
想
(
おも
)
えばない
中
(
なか
)
に、唯
一物
(
あるもの
)
ばかりは見ないでも見えるが
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
あるもの(一物)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
某者
(逆引き)
戸外
(
そと
)
に出て海の方を見ていた村の人の
某者
(
あるもの
)
は、
冥濛
(
めいもう
)
な海の
果
(
はて
)
に当って、
古綿
(
ふるわた
)
をひきちぎったような雲が浮んで、それに電光がぎらぎらと燃えつくようになったのを見た。
月光の下
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
あるもの(某者)の例文をもっと
(2作品)
見る
有者
(逆引き)
爲
(
す
)
る
白痴
(
たはけ
)
が
有者
(
あるもの
)
か取たなら取たと申せ何も其方が
頼
(
たのま
)
れる程で金子を取たとて
別
(
べつ
)
に
恥
(
はぢ
)
にも成ぬ又其方の身分で其金を取ぬと申たとて
別
(
べつ
)
に
褒
(
ほめ
)
る處もない今申通金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
用ひるゆゑ人々にも立られ至つて
侠氣
(
をとこぎ
)
有者
(
あるもの
)
なり此八五郎が女房は去年病死して跡には女子一人有けれ共最早三歳にもなりければ
乳
(
ちゝ
)
も入らず
少
(
すこし
)
づつ食事を
與
(
あた
)
へて
育
(
やしな
)
ひけるゆゑ近所の者後妻を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
あるもの(有者)の例文をもっと
(1作品)
見る
有物
(逆引き)
「けれども
有物
(
あるもの
)
だから、
所好
(
すき
)
なら飲んでもらはう。お前さんも
克
(
い
)
くのだらう」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
あるもの(有物)の例文をもっと
(1作品)
見る
某物
(逆引き)
と、病人に憑いた原因を聞くと、食物が欲しかったとか、
某物
(
あるもの
)
が羨ましかったとか、門口を通っていたら其処の犬に吠えられたから、恨みも何もなかったけれども憑いたとか、種々のことを云った。
村の怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
あるもの(某物)の例文をもっと
(1作品)
見る
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