“あひの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
合乗50.0%
合乘50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へえゝ釣堀つりぼりさまとは。小「なんだね釣堀つりぼりだね。梅「有難ありがたい……わたしは二十一にち御飯ごぜんべないので、はらつたのがとほぎたくらゐなので、小「ぢやア合乗あひのりでかう。 ...
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
それぢやアくるませよう、うして浅草あさくさ観音くわんおんさまへれてゆかう。とこれから合乗あひのりで、蔵前通くらまへどほりから雷神門かみなりもんきはくるまり、近「梅喜ばいきさん、これ仲見世なかみせだよ。梅「へゝえ何処どこウ……。 ...
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
始終とほしごたごたしてらち御座ござりませぬといふ、めうことのとおもひしが掃除さうぢのすみて日暮ひぐれれがたに引移ひきうつきたりしは、合乘あひのりのほろかけぐるま姿すがたをつゝみて、ひらきたるもん眞直まつすぐりて玄關げんくわんにおろしければ
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)