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『妹の死』
ふりがな文庫
『
妹の死
(
いもうとのし
)
』
今から十八年前の秋、ひとりであの島ごもりをしてたときに私は九州へかたづいてる妹が重体だという思いがけない知らせをうけとった。私は涙をうかめたけれども島を出ようとはしなかった。そのときそんな気もちでいたのである。ところが妹の容態はその後いくら …
著者
中勘助
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
吐
(
はき
)
鮮
(
あざやか
)
択
(
え
)
巧
(
たくみ
)
蝙蝠
(
こうもり
)
窯
(
かま
)
精霊
(
しょうりょう
)
翅
(
はね
)
翡翠
(
ひすい
)
肱
(
ひじ
)
蒲
(
がま
)
蒲団
(
ふとん
)
蓑笠
(
みのかさ
)
蕾
(
つぼみ
)
蜘蛛
(
くも
)
鮒
(
ふな
)
褒美
(
ほうび
)
癇性
(
かんしょう
)
親仁
(
おやじ
)
路
(
みち
)
逞
(
たくま
)
銀杏
(
いちょう
)
陶物
(
すえもの
)
隠坊
(
おんぼう
)
静
(
しずか
)
木蔭
(
こかげ
)
仔細
(
しさい
)
匙
(
さじ
)
大股
(
おおまた
)
守宮
(
やもり
)
寐
(
ね
)
屍体
(
したい
)
床
(
とこ
)
悶
(
もだ
)
手筈
(
てはず
)
暫
(
しばら
)
目塗
(
めぬり
)
横
(
よこた
)
母屋
(
おもや
)
水葵
(
みずあおい
)
海棠
(
かいどう
)
湛
(
たた
)
溢
(
あふ
)
濠
(
ほり
)
無性
(
むしょう
)
中道
(
なかみち
)