トップ
>
代
>
だい
ふりがな文庫
“
代
(
だい
)” の例文
それで、百姓村でもずいぶんふるい
歴史
(
れきし
)
をもった村があり、
何
(
なん
)
十
代
(
だい
)
つづいたかわからないような百姓家が、方々に残っているわけです。
あたまでっかち
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
この
遷都
(
せんと
)
は、しかし、
今日
(
こんにち
)
吾人
(
ごじん
)
の
考
(
かんが
)
へるやうな
手重
(
ておも
)
なものでなく、一
屋
(
をく
)
一
代
(
だい
)
の
慣習
(
くわんしふ
)
によつて、
轉轉
(
てん/\
)
近所
(
きんじよ
)
へお
引越
(
ひきこし
)
になつたのである。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
そも
女人
(
をんな
)
は、一
代
(
だい
)
五千
卷
(
くわん
)
、七千餘卷のどの
經
(
きやう
)
にも
佛
(
ほとけ
)
になれないと
厭
(
きら
)
はれてゐるが、
法華經
(
ほけきやう
)
ばかりには
女人
(
によにん
)
佛
(
ほとけ
)
になると説かれてゐる。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
エヘヽヽ
此辺
(
このへん
)
では
如何
(
いかゞ
)
さまで。書生「ヤー
是
(
これ
)
は
好
(
よ
)
いのー
幾許
(
いくら
)
ぢや、うむ
夫
(
それ
)
は安いの、
買
(
か
)
うて
置
(
お
)
かう。
銭入
(
ぜにいれ
)
から
代
(
だい
)
を
払
(
はら
)
つて
立帰
(
たちかへ
)
りました。 ...
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
自分は十
代
(
だい
)
から花前と
懇意
(
こんい
)
であって、花前にはひとかたならず
世話
(
せわ
)
にもなったが、自分も花前のためにはそうとう
以上
(
いじょう
)
につくした。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
▼ もっと見る
あれこそはひとりこの
御夫婦
(
ごふうふ
)
の
御
(
ご
)
一
代
(
だい
)
を
飾
(
かざ
)
る、
尤
(
もっと
)
も
美
(
うつく
)
しい
事蹟
(
じせき
)
であるばかりでなく、
又
(
また
)
日本
(
にほん
)
の
歴史
(
れきし
)
の
中
(
なか
)
での
飛
(
と
)
び
切
(
き
)
りの
美談
(
びだん
)
と
存
(
ぞん
)
じます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
と、そのとたんに、蛾次郎は、一
世
(
せ
)
一
代
(
だい
)
の泣き声をあげてお時のひざにそのきたない顔を、むちゃくちゃにコスリつけていった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
八幡太郎義家
(
はちまんたろうよしいえ
)
から三
代
(
だい
)
めの
源氏
(
げんじ
)
の
大将
(
たいしょう
)
を
六条判官為義
(
ろくじょうほうがんためよし
)
といいました。
為義
(
ためよし
)
はたいそうな
子福者
(
こぶくしゃ
)
で、
男
(
おとこ
)
の
子供
(
こども
)
だけでも十四五
人
(
にん
)
もありました。
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
それというわけは、
大多根子
(
おおたねこ
)
から五
代
(
だい
)
もまえの世に、
陶都耳命
(
すえつみみのみこと
)
という人の
娘
(
むすめ
)
で
活玉依媛
(
いくたまよりひめ
)
というたいそう美しい人がおりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
同一
(
おなし
)
水
(
みづ
)
で
医者
(
いしや
)
の
内
(
うち
)
も
死絶
(
しにた
)
えた、さればかやうな
美女
(
びぢよ
)
が
片田舎
(
かたゐなか
)
に
生
(
うま
)
れたのも
国
(
くに
)
が
世
(
よ
)
がはり、
代
(
だい
)
がはりの
前兆
(
ぜんちやう
)
であらうと、
土地
(
とち
)
のものは
言伝
(
いひつた
)
へた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「お前のお母さんの為めに、私の息子が二十年間も子供もなく、男の一生が
代
(
だい
)
なしになってしまった。」と云うのであった。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
私もその家は
音
(
おと
)
ずれてみたことがあるが、嫁の
代
(
だい
)
が変ってからは
何等
(
なにら
)
のことも無いような風である。
真箇
(
まったく
)
妙なことがある。
白い光と上野の鐘
(新字新仮名)
/
沼田一雅
(著)
一度
代
(
だい
)
をはらうと、黄色い財布からチャラチャラと一つあまさず出して、すっかり勘定をしてからでなければ仕舞わない。
農村
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
そこにはロシヤのいはゆる「千八百八十年
代
(
だい
)
の
知識階級
(
インテリゲンチヤ
)
」である
處
(
ところ
)
のラアネフスカヤを
初
(
はじ
)
め、
老若
(
ろうじやく
)
の男女
達
(
たち
)
の十
余
(
よ
)
人が
集
(
あつ
)
まつて
舞踏
(
ぶとう
)
に
興
(
けう
)
じてゐる。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
そして、やはり、
自分
(
じぶん
)
は、
田
(
た
)
や、
畑
(
はたけ
)
へ
出
(
で
)
て、みんなといっしょになって
働
(
はたら
)
きました。この
人
(
ひと
)
の
代
(
だい
)
も、また
無事
(
ぶじ
)
に
過
(
す
)
ごすことができたのであります。
武ちゃんと昔話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「きみはいつか、ぼくまでが
代
(
だい
)
のはらってない品物の
正札
(
しょうふだ
)
を切り取るようなことになるといけないと心配しているのだ」
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そこで僕がなに
代
(
だい
)
は構いませんから、お気に入ったら持っていらっしゃいと云う。客はそうも行かないからと
躊躇
(
ちゅうちょ
)
する。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
本郷の菊富士ホテルと云ふことは
今宿
(
いまじゅく
)
のうちでも
代
(
だい
)
のうちでも知つてゐる筈、
一寸
(
ちょっと
)
きいてから来ればよかつた。うちからは四五日前たよりがあつた。
書簡 武部ツタ宛:(一九一七年八月一三日)
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
僕んところは親の
代
(
だい
)
から
音痴
(
おんち
)
なんです。(語調をかえて)何か御用? 奥田先生なら、ついさっき帰ったようですよ。
春の枯葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「うちの
親父
(
おやじ
)
は、がんこでしようがないのですよ。そのうち、
私
(
わたし
)
の
代
(
だい
)
になりますから、そしたら
私
(
わたし
)
があなたの
井戸
(
いど
)
を
掘
(
ほ
)
ることを
承知
(
しょうち
)
してあげましょう。」
牛をつないだ椿の木
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
燕
(
えん
)
王、
周
(
しゅう
)
王、
斉
(
せい
)
王、
湘
(
しょう
)
王、
代
(
だい
)
王、
岷
(
みん
)
王等、秘信相通じ、密使
互
(
たがい
)
に動き、穏やかならぬ流言ありて、
朝
(
ちょう
)
に聞えたり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「それでは
代
(
だい
)
を
持
(
も
)
って来ました。そっちは三十三
銭
(
せん
)
ですね。お
取
(
と
)
り下さい。それから私の分はいくらですか。」
チュウリップの幻術
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
へんだ、へんだと思っていたんだけど……やっぱりあの男はわるい
魔法
(
まほう
)
をつかうんだわ。おっかさんの
代
(
だい
)
からのだいじな
家具
(
かぐ
)
に、
悪霊
(
あくりょう
)
をふきこんだんだわ。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
こづかいがなくなると、ズーフの
字引
(
じびき
)
をうつします。あちこちの
藩
(
はん
)
から、
字引
(
じびき
)
をうつしてくれという
注文
(
ちゅうもん
)
がありますので、そのうつし
代
(
だい
)
をかせぐわけです。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
「これはこのたび奥州
気仙沼
(
けせんぬま
)
は何とか何兵衛の女房お何が生み落しましたる血塊童子でござい。
代
(
だい
)
は見てのお戻り、しゃい、いらっしゃい。カチカチイ。」
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
代
(
だい
)
は勿論一銭である。しかし彼はこの時ほど、マツチの美しさを感じたことはない。殊に三角の波の上に
帆前船
(
ほまへせん
)
を浮べた商標は額縁へ入れても
好
(
い
)
い位である。
あばばばば
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
誠
(
まこと
)
に
申
(
まをし
)
かねましたが
私
(
わたし
)
はこれで
御免
(
ごめん
)
を
願
(
ねが
)
ひます、
代
(
だい
)
は
入
(
い
)
りませぬからお
下
(
お
)
りなすつてと
突然
(
だしぬけ
)
にいはれて、
思
(
おも
)
ひもかけぬ
事
(
こと
)
なれば
阿關
(
おせき
)
は
胸
(
むね
)
をどつきりとさせて
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
隣家の大原も前日までは来会のつもりなりしが今朝に至りて大阪より電報達し両親と
叔父
(
おじ
)
叔母
(
おば
)
が帰り来るとの知らせにお
代
(
だい
)
嬢のため引留められて出る事
叶
(
かな
)
わず。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
一代ならず宮方のおんために討死をして名を後代に揚げようとはなさらず、
御分
(
ごぶん
)
の
代
(
だい
)
になって未練のふるまいをなさると云うのは、くちおしいではありませんか
三人法師
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
渡し置ん此品は
身延
(
みのぶ
)
山代
代
(
だい
)
貫主
(
くわんしゆ
)
の極ある日蓮上人
直筆
(
ぢきひつ
)
の曼陀羅なり一時も
放
(
はな
)
されぬ大切の品なれ共金の
引替
(
ひきかへ
)
の爲
預
(
あづけ
)
んと申
渠
(
かれ
)
が
思操
(
こゝろざし
)
の
信實
(
しんじつ
)
に
感
(
かん
)
じ命にも
替難
(
かへがた
)
き大金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
太史公
(
たいしこう
)
曰
(
いは
)
く、
余
(
よ
)
、
司馬
(
しば
)
の
兵法
(
へいはふ
)
を
讀
(
よ
)
むに、
(三六)
閎廓
(
くわうくわく
)
深遠
(
しんゑん
)
にして、
(三七)
三
代
(
だい
)
の
征伐
(
せいばつ
)
と
雖
(
いへど
)
も、
未
(
いま
)
だ
其義
(
そのぎ
)
を
竟
(
つく
)
す※
能
(
あた
)
はず、
其文
(
そのぶん
)
の
如
(
ごと
)
きは、
亦
(
また
)
(三八)
少
(
すこ
)
しく
襃
(
はう
)
せり。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
後で
詳
(
くわ
)
しく聞いた話ですけれど、二人の怪人の
戦慄
(
せんりつ
)
すべき暴行について、小田原署の署長さんは一
世
(
せ
)
一
代
(
だい
)
の智慧をふりしぼって、あの非常手段をやっつけたのでした。
崩れる鬼影
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そこで
撞
(
つ
)
く
鐘
(
かね
)
の
音
(
おと
)
は
谷
(
たに
)
から
谷
(
たに
)
へ
響
(
ひゞ
)
けて、
何處
(
どこ
)
の
家
(
いへ
)
へも
傳
(
つた
)
はつて
行
(
ゆ
)
きました。その
鐘
(
かね
)
の
音
(
おと
)
は、
年
(
とし
)
とつた
和尚
(
をしやう
)
さんの
前
(
まへ
)
の
代
(
だい
)
にも
撞
(
つ
)
き、そのまた
前
(
まへ
)
の
代
(
だい
)
にも
撞
(
つ
)
いて
來
(
き
)
たのです。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
その
当時
(
とうじ
)
、まだ二十
代
(
だい
)
の
青年
(
せいねん
)
で、あの
石狩平野
(
いしかりへいや
)
を走る
列車
(
れっしゃ
)
に
車掌
(
しゃしょう
)
として乗りこんでいたおじからきいた話なのです。
以下
(
いか
)
、わたしとか自分とかいうのは、おじのことです。
くまと車掌
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
とりわけてこれと
云
(
い
)
ふ……
何處
(
どこ
)
もみんな
同
(
おんな
)
じですがね。……だが、あの
星
(
ほし
)
の
國
(
くに
)
へあそびに
行
(
い
)
つて、
宵
(
よひ
)
のうつくしい
明星樣
(
めうじやうさま
)
にもてなされたのだけは、おらが一
生
(
しやう
)
一
代
(
だい
)
の
光榮
(
くわうえい
)
さ
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
少
(
すこ
)
しのことで二
代
(
だい
)
も三
代
(
だい
)
も
仲直
(
なかなほ
)
りが
出來
(
でき
)
ないやうな
實例
(
ためし
)
が
幾
(
いく
)
らも
世間
(
せけん
)
には
有
(
あ
)
るもんだからね
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
〔所で〕
動
(
やや
)
もするとその男が病気とか何とか
云
(
い
)
う時には、男の
代
(
だい
)
をして水も汲む。
朝夕
(
あさゆう
)
の掃除は
勿論
(
もちろん
)
、先生が湯に
這入
(
はい
)
る時は
背中
(
せなか
)
を流したり湯を
取
(
とっ
)
たりして
遣
(
や
)
らなければならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「そうか、なんにしても有難い、
代
(
だい
)
はいくらでも取らせるぞ、早く料理をしてくれ」
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
代
(
だい
)
を
聞
(
き
)
くと
果
(
はた
)
して二十錢だといふ、
喜
(
よろこ
)
んで
買
(
か
)
ひ
取
(
と
)
り、石は又もや雲飛の手に
還
(
かへ
)
つた。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
小野は丹後国にて祖父
今安太郎左衛門
(
いまやすたろざえもん
)
の
代
(
だい
)
に召し出されしものなるが、父田中
甚左衛門
(
じんざえもん
)
御旨
(
おんむね
)
に
忤
(
さか
)
い、江戸御邸より
逐電
(
ちくてん
)
したる時、
御近習
(
ごきんじゅ
)
を勤めいたる伝兵衛に、父を尋ね出して参れ
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
正面には一間に一間半位の小さい家をかいて、その看板に「御かみ
月代
(
さかやき
)
、
代
(
だい
)
十六文」とかいてある。その横にある窓からは一人の男が、一人の
髯武者
(
ひげむしゃ
)
の男の髯を
剃
(
そ
)
つて居る処が見える。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
三
代
(
だい
)
相恩
(
そうおん
)
の旧藩主の為めに命を捨てる機会のなかったのを残念と感じ、せめて息子をお役に立てたいと言って、私に医学を勧めました。私が又孝子の亀鑑と来ているでしょう。それで……
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
人に頭をさげさせるだけで、自分の頭をさげたことのない八
代
(
だい
)
有徳院
(
うとくいん
)
殿も、このとき、このこけ猿に面と向かったときだけは、おのずと頭のさがるのをおぼえたと申し伝えられております。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
すれば、雅楽多堂が転業したので、
代
(
だい
)
の替つたのでないことはあきらかだ。
十年……
(新字旧仮名)
/
久保田万太郎
(著)
「だが今あすこを出ちゃ損だよ。あの身
代
(
だい
)
を人に取られちゃつまらないよ」
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
マーキュ はて、
禮法
(
れいはふ
)
にかけては一
代
(
だい
)
の
精華
(
ピンク
)
とも
崇
(
あが
)
められてゐる
乃公
(
おれ
)
ぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「ああ、いいとも……。
代
(
だい
)
だけ渡しておいて、あしたまた来る。」
放し鰻
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そやけど、
私
(
わて
)
はもう先のない
身体
(
からだ
)
だすやろ、
冥途
(
あのよ
)
で
良人
(
うちの
)
に会うて、
忰
(
せがれ
)
は
名前替
(
なまへがへ
)
に誰に口上言うて貰ふたんやと訊かれた時、成駒屋はんやでは
良人
(
うちの
)
が知りまへんやろ、あの人は一
代
(
だい
)
俳優
(
やくしや
)
だすよつて……。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
余
(
よ
)
が
知
(
し
)
つてからも三四
代
(
だい
)
主人
(
しゆじん
)
が
變
(
かは
)
つたのであつた。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「五十銭だね。おぶ
代
(
だい
)
は。」
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“代”の意味
《名詞》
(ダイ、よ)ある統治者が統治する期間。
(ダイ)代金の略。お代。
(ダイ)代理。
(出典:Wiktionary)
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“代”を含む語句
身代
御代
時代
代々
交代
名代
代替
月代
近代
出代
手代
神代
古代
重代
稀代
酒代
永代
永代橋
千代
万代
...